映画「地下鉄(メトロ)に乗って」「フラガール」を観た!

11月18日(土) 地下鉄(メトロ)に乗って
11月24日(金) フラガール

邦画2作品を観て来ました。
観た感想としてはどちらも当り。最近邦画が面白いです。

”地下鉄(メトロ)に乗って”は、既に上映している映画館も少なくなりつつあるようで、わざわざ王子(東京)まで行って観てきました。
最近ですと、「三丁目の夕日」が私の中では過去最高の映画だったのですが、それを超えました。

三丁目の夕日は、客観的に過去を懐かしむ映画に感じましたが、”地下鉄(メトロ)に乗って”はまるで自分の事のように感じました。
自分が過去にタイムスリップして、親の人生を直視して当時を生き抜く大変さを知り、その親に育てられた自分が親に対して行った過去の言動や行動に対し、少なからず悔いる気持ちを持たされた映画です。

私もこの映画の主人公の様に、今でも父親とはあまり口をききません。
父は仕事が忙しくて毎日午前様、休日は仕事(接待)ばかりで、一緒に遊んだ事自体が殆どありません。
その父を見て育った私は、会社に入っても猛烈社員にはなりたくないと思いましたし、未だに良い父親だったかどうか、疑問を持つことがあります。

でもこの映画を観て感じた事は、父親というのは、自分が一生をかけて経験した事の中で、大切だと思った事を教え、そして自分が果たせなかった夢を子供に託すものなんだと思いました。
確かに私の父親が私にやらせた習い事は、まさに父親の苦手な分野ばかりでした。当時は私も習い事が嫌でしょうがなかったのですが、今思うとなんとなくわかってきます。こんな事を考えながら映画を観ました。

また、この映画で共感を持ったもう一つの点は、この映画で象徴的な場所である永田町、赤坂見附は、私の昔住んでいた町でもあるのです。ちょうど映画が描いている昭和39年より少し後の時代に住んでいました。私も映画を観ながら過去の記憶が蘇り、シーンによってはロケ場所までわかる所もありました。

だから、私の中で過去最高の映画になりました。たぶん一番泣いた映画かと思います。映画を観て涙を浮かべることはあっても、ボロボロになるまで泣く映画は久しく覚えがありません。

ただ他の人も観て、同様に良い映画だと感じるとは限りません。結構行間が広い映画で、じっくり観ないと理解できない映画だと思います。少し説明が少ないのです。映画サイトの寸評でも必ずしも良くないですし、興行成績もそれ程良くも無いですから。


「フラガール」の方は、丁寧に作られてた映画です。ストーリーで悩むこともありません。シンプルで、万人受けする、ほのぼのとした映画です。
これも昭和40年代の実話だそうなので、私が生まれた頃のお話です。こちらも間違て観たとしても損はしない映画です。松雪泰子、蒼井優が演舞するフラダンスの美しさが際立つ映画でもあります。


と言う事でノスタルジックな映画2作品を観ました。
今後「三丁目の夕日」も第二作が作られるようですから、まだまだ過去を懐かしむ邦画も目が離せないと思います。

個人的には第二次大戦物のif映画がもっと作られると良いなぁ、と思っていますけど。

この記事へのコメント

と@
2007年08月25日 11:27
邦画、なかなか頑張っていますよね。
私も昨年から邦画が多いです。(娘と観る都合もあり)
このところなかなか映画館に足を向けられませんが年末のばたばた前に足を運びたい物です。
とまじん
2007年08月25日 11:27
原作を読んでから「地下鉄に乗って」を見ました。
恥ずかしながら私もボロボロ泣きました。
私達の親の世代が血の滲むような努力をしてくれたおかげで、今こうしてブログを書いていられるのですね…。
なび
2007年08月25日 11:27
と@さん>邦画が急に面白くなった訳って何なんでしょうね。なんか共感できる映画が多いです。人が映画に求める物が変わってきたのかも知れませんね。

とまじんさん>こんにちは。やっぱりボロボロしましたか。今からつい数十年前は、まだ血のにじむような努力をして、生きなければならない時代だったなんて今では信じられませんね。
ニート問題が起こること自体が幸せなんですね。
タケ
2007年08月25日 11:27
なびさんがお勧めするので、地下鉄に乗ってを見てきました。11月30日に劇場公開が終わってしまうとの事なので、今日は友人の結婚式の後に一人で観に行きましたが…この映画とってもいい!けっこう最初の方でも微妙にジワッとくる所もあったのですが、映画も佳境に入ってからはずっとボロボロ泣きました。皇帝ペンギン観ても泣く僕ですが、地下鉄~はかなり泣きましたよ。感動しました。無理してでも観に行って良かった♪なびさん、ありがとうです(^o^)
でも、僕の友人(22歳女)は、試写会で観たけど泣かなかったそうです。人によっても泣くポイントは違うんでしょうが、世代にもよるのかもしれませんね。

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